街灯
外灯のアートだ。と喜んでらばQの記事を見ていたら、
商店街は好きですか。
無計画に散歩をしていても、人の流れに乗ってしまうと商店街に行き着くことが多いです。
だからわざと人の流れに逆らって歩いたりもするのですが。そうすると謎の路地に入り込んで、不思議な発見をすることになるのですが…
それは今回とは別の話し。
「商店街」の話しをしたいと思います。
特に目的もなく歩いていると、目に付くのは商店街のネーミングやその看板やそこの街灯。
個性を出そうとして必死な商店街が多い。
必死すぎて空回ることも。
でもがんばる人って何が引付けるものがあります。
ここで、商店街の3つの注目ポイントを紹介したいと思います。
これを押さえれば、身近な商店街が観光地のように楽しめます。
(※楽しめるかどうかは個人差がありますので御注意)
1.街灯は商店街の重要な脇役。
普段は通りすぎるだけのことが多いであろう、商店街の街灯。
しかし是非注目してもらいたいポイントの一つです。
商店街に多く並び立つ街灯は商店街の雰囲気を左右します。
こちらは高円寺のエトアール通り商店街の写真。
ランタンのような星付きの街灯がキュートでファンシー。
エトアールとは、フランス語で星という意味。
商店街の看板にはイメージキャラクターと思われる頭に星を冠した男の子もいる。
2.商店街の顔「看板」
たいがい商店街の入り口には看板が掲げてあります。近くで見るだけ
でなく、遠くから、高い所から、様々な角度から見てみて下さい。一つ
一つ個性的です。昼の様子と、照明が点灯した後の夕方以降を見比
べてもおもしろい。
高円寺中通商店街の看板を少し高い所から鑑賞した時の写真。
上部が球を中心にして広がるように板が立っているという不思議な形をしていますが、
夜になるとUFOのような雰囲気をかもし出す重要な役割を果たします。
個性的ですね。高円寺で有名な純情商店街の倍、個性的です。
・ネーミング
照明とは直接関係ないですが、照明がある場所として注目したいと思います。
前出しましたが、高円寺には有名な「純情商店街」があります。
名前の由来は、ねじめ正一氏の直木賞受賞作「高円寺純情商店街」が由来だそうです。
改めて見れば、近所にも気になる名前の商店街の一つはあるのでは?
変わった名前の商店街といえば世田谷区の小田急線祖師ヶ谷大
蔵駅に「ウルトラマン商店街」というのがあります。
定番といえば「~銀座」。銀座とつけておけば、華やかなイメージに
なるということで流行したのでしょうか。都内では商店の集まった場
所で、「~銀座」のない地域を探す方が難しいくらいなのでは。
以上3点を押さえて、近くの商店街をお散歩すると新たな発見をして新鮮な気持ちになれると思います。
お試しあれ。
街灯って意識してみると本当にたくさんの形があって、
その中には古いものもあり新しいものもあり、スタイリッシュなものもあれば、
そうではないと言えるものもあります。
それらの多くの街灯を見上げていると、
その数の分だけデザイナーや企画をした人がいるんだな…
と、当たり前なことを思います。
その思いの中には、
「何気なく住む町や訪ねた街に数え切れないくらいの人が関わって作り上げられているんだ」
という感慨が含まれます。
街って本当にすごい場所です。
不便で何もない場所から帰ってきて、便利で整備された街を見直すことはありますが、
こうやっていつもより距離をとって街を眺めても同じような気分になります。
おもしろい心の動きですね。
この写真は高円寺周辺の商店街。
こっちとそっちで、まったく違う街灯でいいのね、と思う。
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