光と人

私は街の照明を観察するのが趣味です。 このブログは、その魅力が伝われば良いなと思い書いています。

新たな機能を得る

読み取り困難な電光掲示板


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これはよく見る商業用の文字が出る看板用の照明、電光掲示板です。
よく繁華街などで見ますよね~
チカチカしていて結局何を伝えているのかわからないのが特徴!なんて言ったら作っている人に怒られちゃう?
でもジッと文字が流れて行くのを見守っていないと、ちょっと目を離したすきに次の文字へ表示が変わってしまうのですから読み取るのは至難の業だと…思っています。


この電光掲示板、設置されている場所が「電車のホームの向かい側」と少しだけ特異。
ホームのすぐ横に2階建ての建物があり、その2階の窓にこの電光掲示板があるのです。

おそらくホーム隣のこの建物は鉄道会社とは"まったく関係がない"ため、鉄道会社関連のポスターは全く貼られておりません。
その状況でこの電光掲示板だけ光っているのもだから、たいへん目立つ。

なので目線は行くのですが、残念ながら内容まで把握するに至らないのがもったいない。
ホームに電車が入ってくると全く見えないのです。
さらに終点の駅なので、電車の留まっている時間が長いというおまけ付。

けれどホームから見えるたった1つだけのこの物悲しい電光掲示板に出会うと、この駅に来たことを再認識させられる。殺風景なこの駅ではシンボル的存在かもしれませんね。

■駅に関連する記事

照明の魅力

街にある照明がふと見せる、魅力的な姿を追うのが好きです。
ふらふらと蝶々を追うような写真の撮影をしていますが、今回はみちくさ学会講師らしく照明について語りたいと思います。

"魅力"といっても、それぞれ違ったり魅力が重なっていたりするので分けてみます。

・魅力の分類

1、新たな機能を得た照明

私が最も注目している魅力の一つは、これです。
照明が本来の用途を外れた時がおもしろい。
本来は道を照らし歩きやすくするための街灯が、人を照らしたり、木や花を照らしていることがあります。

例えば、この時期には桜も街灯に照らされています。
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この写真は街灯が女性を照らし魅惑的な雰囲気を醸し出しています。
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2、 不思議な姿を見せる照明

なぜこんな所で光を放っているのか。どうしてこんなに状態になったのか。
コントロールが難しい光だからこそ、偶然起こった照明の不思議な姿に魅せられるのだと思います。

駅のホームではこんな姿を見せました。
足元でチラリ。
まるでこちらへ向けて光る怪しい照明。
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JR飯田橋駅近くの外堀で、電車の照明が水に反射している様子が見ることができます。
並行に流れていく車内照明がとても美しい。
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3、特徴的な形状の照明

形状のおもしろさや美しさなど、照明元々の形や設置方法にも注目しています。
混沌とした繁華街の看板照明やイルミネーションなど、面白いものはたくさんあります。

とても風変わりな花壇。もしかしたらどうしても青いLEDが使用したかったのでしょうか。
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木に装飾照明がしてあります。これを見た昨年末、驚きで少し悲鳴をあげました。
けれどこれもまた日本だなぁ、とも感じました。
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「新たな機能を得た照明」「不思議な姿を見せる照明」「特徴的な形状の照明」
以上3つの分類で主に照明を観察しています。
まだまだこれから他にも分類すべき分野が出てくるかもしれません。

すべて身の回りにあるちょっとした照明です。
いつもと少し視点を変えて歩いてみたら、新たな発見ができるかもしれません。
夜の帰り道などがオススメです。






暗闇から街灯を撮影する人を見つけた時の正しい行動

街灯見てますか。

普通は見ないと思います。

特に歩行中などは、わざわざ顔を上に向けて街灯を見るなんてことはしないのではないでしょうか。
夜道を歩くといえば、どこかへ向かう途中が多いからでしょう。例えば家に帰る途中とか。

私以外が夜道で街灯をシゲシゲと見つめている所に出会った事は、今の所ありません。
街灯以外にも、家々から漏れる光を見つめたり、自動販売機の写真を撮影している人にも会ったことはありません。
もし夜道でこんな人と出会ったら、友達になれるでしょうか。

想像ですが、お互い危ない奴だと思い、友達になるのはなかなか難しい事ではないかと思います。


ところで、私は街灯などを今日も見ています。
怪しい人の一人です。
何度もいっているかもしれませんが、街灯は道を照らすだけではありません。
今日も新たな美しさを発見させてくれました。
私はこういった街灯を「新たな機能を得た」街灯と呼んでいます。

照明を観察する時に起こりうる危険

◆襲われる!?夜道を歩く事の危険性

夜道を歩くのは好きですか?
それとも特に興味はお持ちじゃないですか?

夜は天気が良ければ星を見ることができたり、住宅の明かりを観察できたりするので夜の散歩は、大好きです。
夜の一人歩きは少し危険ですが、明らかに危険な地域以外は普通に歩けますよね。

歌舞伎町だって、渋谷センター街だって急に誰かに襲われたりしません。
人が少ない郊外の方が、日本の場合危険かもしれませんね。

世界的にみても日本は治安が良いと言われているのは有名。
世界危険な国 安全な国 ランキング

今回のように災害があっても、スーパーやコンビニを荒らす人も比較的少なかったようです。

スリや痴漢などはいるようなので、あまり油断はしてはいけませんが、夜に自由に歩けるというのは、日本ならではの幸せですね。
日本に産まれてホントラッキー。

ところで、何故か人によっては、夜道を歩くと頻繁に巡回中の警察官に職務質問をされるようです。どういう基準なんでしょうか。 私はまだ未経験です。

そして今日も夜道で写真を撮っています。
車のヘッドライトが、一瞬貼られたポスターを照らしました。
よく見ると、ポスターの色がぼんやりと浮かび上がっています。さっきまでただのポスターだったのに。

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