光と人

私は街の照明を観察するのが趣味です。 このブログは、その魅力が伝われば良いなと思い書いています。

散歩

照明の濃厚さにめまい

濃厚な照明に出会った事はありますか?

照明にもラーメンのようにあっさり塩味から濃厚とんこつ味まで「濃淡」があると思ってます。
今回は眩暈のするような濃厚な照明を発見したのでお知らせします…

その照明とは、とある避暑地で出会いました。

そこには車の往来が激しい国道があります。
その騒々しい国道から細い横道に入ると、森に囲まれた静かな坂道に入る事ができます。

傾斜のある曲がりくねった道は真っ暗で、車のヘッドライトで照らさない限り暗く、その辺りに詳しくなければ歩いているうちに不安になるのではないでしょうか。

そんな少々不気味な道を息を弾ませながら歩き上って行くと、 普段目にするこ とのない“何かしら”の大動物が柵のない場所にいるように見えます。

そんなことは無いはず…と思いながらも歩き続けると、
空中に浮かぶ艶かしく美しい巨体が徐々に
近づいていきます。


「いったい何なんだろう」と不思議に思いながらよく見ると、それは身近な動物の模型だということがわかりました。
身近と言っても私の場合は食卓での関係が主ですが、人によっては移動手段やアダルトなお遊びで関わっているのではないでしょうか。

それは"お馬さん"です。馬を模した看板がおよそ地上1メートルの位置に、まるでその肉体美を誇示するかのようにたたずんでいたのです。照明によりテラテラと光るボディーはなんとも妖しく、ほんのちょっと気を抜くと本物のように見えて驚かされてしまいます。

IMGP4898

この照らされた馬は、乗馬クラブの看板だったようです。周囲が真っ暗なので宣伝効果はバッチリですね!

夏の夜にふさわしく、背筋がヒンヤリと湿るほど濃厚な照明体験でした。



もう一つ、濃厚照明を紹介したいと思います。こちらはお酒を飲まれる方にはお馴染みの提灯。
お酒を飲まれなくても、お祭りなどでも多く見かけるかもしれませんね。というより、お祭りでの使用の方が元々の使い方ですね。それを忘れるくらい飲み屋には提灯が下がっているのですっかり飲み屋の目印だと、私は無意識に思い込んでいるようです…

提灯には様々な文字や絵柄が表面に施されていると思います。「酒処」と書いてあったり、お店の名前が書いてあったり。それから神社や祭りの名前などなど。

ちなみにこちらの提灯は「スタミナ」。おそらく言葉の暑苦しさや、設置場所、下部が少しひしゃげていて個性的な所が、濃厚に感じる一因となっていると思います。
 
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皆さんの身近にも、このような濃厚な照明があるのではないでしょうか?興味があれば、散歩ついでに探してみて下さい。濃厚な写真が撮れた際は、是非見たいのでご一報を!




 

夜の散歩

2010-2011 130

夜の散歩をする時、あまり歩かない時もある。
自転車や、自動車をつかって移動する時の事だ。
それだとサイクリングやドライブじゃなかと言われるかもしれませんが、"良い"場所で停車してそこ周辺を歩いて満足したら又別の場所へ移動するので散歩と言ってもいいと思ってます。

2010-2011 206

車で移動する時、人がいない所へいくことがあります。
広い場所に誰もいないという状況は、東京にいるとなかなか出くわさない。
誰もいないと、とても贅沢な気分になります。
そういう時芝生があると寝っころがって、大の字になります。とても気持ちがいい。

人が見当たらない、暗くて広い場所へ行くと、海底を歩いているようだなとよく思います。




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